ユーザーの声を聞くだけでは本当に良いものは作れない
 中島聡さんのCNETのブログで非常に共感できるエントリーがあった(ユーザー指向のもの作りに関する一考察)。以下に一部を引用。
そこには、自動車産業の父、Henry Fordの言葉「もし私がカスタマーに何が欲しいかと尋ねたら、彼らは『もっと早い馬が欲しい』と言っていたでしょう」が引用してあり、「カスタマー(顧客)の声を聞くことは大切だが、彼らに『何が欲しいか』を聞いても必ずしも答えは出て来ない。それよりも彼らの行動を良く観察し、どんなところで苦労しているか、彼らなりにどんな工夫をして今あるものを使いこなしているかを理解した上で、何を作るべきかを考えるべきだ」と結論付けている。

 僕も、常に意識しようと心がけている考え方だ。でも、顧客から要望がどんどん寄せられたりして忙しくなってくると、ついついおろそかになってしまう事も痛感している。

 本当にそこにボタンを追加して使いやすくなるのか? そのデータを表示すると分かりやすくなるのか? その数式でより良い結果が導きだされるのか? 顧客任せにしないで、自分でも考えなければ。

 概念を分かりやすい形で記憶しておくためには名前をつけるのが一番手っ取り早い。そして、上記の概念にも名前がついているようだ。こちらは、中島聡さんのもう一つのブログのエントリーのコメント欄より。
デザイン分野の学問(の一部)では、一般的に『ユーザーの声』または『ニーズ』と呼ばれているものを、『ユーザーニーズ』と『ユーザーリクアイアメント』の2つの概念に区別して考えています。

 上記のHenry Fordの言葉に当てはめると、「もっと早い馬が欲しい」というのが『ユーザーニーズ』で、その裏に隠れている「より早い移動手段が欲しい」というのが『ユーザーリクアイアメント』という事だそうだ。覚えとこう。
#今気づいたけど、”早い”じゃなくて”速い”ですね

 紹介されている本(The Ten Faces of Innovation)も面白そうなんで、読んでみようかと思う。



 本題から逸れるが、「Life is beautiful」さんがとてもアクセスしやすくなった。これはJavaアプレットが外されたからなんだけれども、「アプレットが重い」というトラックバックがあったから外したらしい。やっぱ、何事も言ってみるもんだなぁ。サイレントマジョリティでいて得する事は、特にブログスフィアでは、少ないのかもしれない。
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by fkmn | 2006-05-23 23:57 | IT
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