【感想】国家の品格
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Amazon.co.jp: 国家の品格: 本: 藤原 正彦


 「博士の愛した数式」の解説が素晴らしかったので、その解説を書いた藤原 正彦さんの「国家の品格」を、今更ながら読んでみた。

 ”あれ?期待したほどじゃなかったなぁ”というのが、読後の正直な感想。

 「『論理』だけでは破綻する。日本古来の『情緒』と『形』を重んじよう。」というのが、この本で主張されている内容。けれど、そんな事を書籍という形で『論理的』に主張されても、説得力のかけらも無い。すでにこの時点で書籍としては破綻している気がする。もっともこれが、「ほら、論理的にやったら破綻したでしょ?」という著者のメタ的視点からの主張なんだとしたら、それはそれで面白いが。

 各論的な内容に関しては、賛成できる事が多かったが、逆に言えば”今更感”を感じる内容ばかりで、新鮮味が無かった。

 それから、文章には少し違和感を感じた。少なくとも、「博士の愛した数式」の解説の文章ではない。講演記録を無理矢理書き言葉にしたというのだから、しょうがないのだろう。


 全体的に、「しゃべりたいことをしゃべりたいようにしゃべって、それを本にしました」という印象を拭えない。実際そうだと「はじめに」にも書かれている。個人的には、あまり好きになれない印象だった。そういう意味では、「バカの壁」も同系統の本だと思う。今は、こういう本が売れ線なんですか?
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by fkmn | 2006-07-16 23:41 | 日記
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