【感想】経済物理学の発見
a0057891_040548.jpgAmazon.co.jp: 経済物理学の発見: 本: 高安 秀樹

 先日読んだ「行動経済学」に続いて、経済ものをもう一丁。

 経済物理学は、その名のとおり、経済を物理学の観点から研究する学問分野。経済市場は、カオスやフラクタルで記述する事が出来、そこでは個々人がまるで分子のように振る舞う性質を見せるらしい。

 億や兆などといったオーダーのマクロ的な話が多く、個人の経済活動に焦点をあてた「行動経済学」とは対照的。数式での説明が多いので、その手のものにアレルギーがある人には取っ付きにくいかもしれない。

 ただ、この手の本(入門書 or 啓蒙書)にしては、若干著者の自分語りが強過ぎる気もした。けれど、その分、経済物理学の面白さみたいなものは伝わってくるので、これはこれで良いのかも。それから、6章と7章は特に経済物理学の話ではないので、ちょっと余分な気もする。

 と、ちょっと文句も入ったけど、とても面白い本だった。20世紀の生物学は、物理学と化学の言葉を得て大きく発展したわけだけど、それと同じ事が今の経済学に起こっているのかもしれない、と思ってみたり。
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by fkmn | 2006-11-21 23:15 | 読書記録
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