田舎に同じ苗字の人が多い理由、ミトコンドリア・イブの誤解
苗字の多様性が減って問題があるのかどうかは不明ですが、現象としてはあるかもと想像してみました。 日本全体の規模で考えるとちょっと分かりづらいけど、田舎のように規模が小さくて、そしてある程度外部との交流が限られていたりする場所では、割と普通に見られる光景ですよね。「この辺、XXさんばっかじゃねーか」みたいな。 話のスケールを少し大きくすると、実はミトコンドリア・イブというのも、これと同じ現象から来ています。人類発祥初期のまだ人類の数がそれほど多くない時期に、遺伝的変動によって "偶然" 残った1系統の祖先の女性が「ミトコンドリア・イブ」だというのが、本当の話です。ミトコンドリア・イブの存在は、「イブ一人から人類が始まった」ということを表しているわけではありません。 (参考:ミトコンドリア・イブ - Wikipedia) ミトコンドリアも、苗字と同じように、片親からしか受け継がれませんから、上記二つの話は、基本的には同じ話です。なので、遠い将来、日本人の苗字が数種類にまで減ってしまうというのは、「妄想」という程のものでもなかったりします。(ただ、そんなに長い間、日本という国があるのか?むしろ、人類文明が残っているのか?となると、はなはだ疑問ですが。) *この辺りの話を、数式できちんと説明できればカッコいいんだけど、僕にはそういう素養は無いので、検索して見つけたエントリーを置いておきます。「Geekなぺーじ」さんのコメント欄でも、同じエントリーが投稿されてるけど、あれは僕ではありませんので、あしからず・・・。 参考:最尤日記: イブは何人? --- 単為生殖の系統生存確率
by fkmn
| 2007-02-25 23:47
| ライフサイエンス
|
カテゴリ
以前の記事
2011年 06月
2011年 04月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2009年 12月 more... ブログパーツ
リンク
検索
タグ
日記
IT
感想
本
programming
コンピュータ
ゲーム
Perl
CL
ライフサイエンス
一人読書会
インフォマティクス
Ruby
ブログ
ネタ
C#
PHP
yapcasia2008
生物
R
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||