【感想】ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
Amazon.co.jp: ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687): 本: 梅田 望夫

 これからの世代が進むべき道とその走り方を示した一冊。ウェブ云々よりも、もっと大きな視点の話として捉えた方がよい本かもしれない。

 今の時代は、言ってみれば、組織や個人のあり方が、イノベーションのジレンマ的パラダイムシフトを迎えている時代なのかもしれない。大企業のような大きな組織が持続的イノベーションだとすると、個人やオープンソースのコミュニティは破壊的イノベーションに喩えられる。

 特に、ニコニコ動画なんかを観ていると感じるのは、大企業が潤沢なリソースを費やして「作り上げる」ものより、個人が「作ってみた」ものの方が格段に面白い事。作品の進化がリアルタイムに見えるスピード感には何とも言いがたい感慨がある。もちろん、大企業の作ったものの方が従来的な意味での「質」は高いんだけれども、ツールによって個人と企業の差が埋まってきた今では、そういう「質」以外の部分が大事な気がする。

 そんな流れの中で、大組織は、小組織にその存在意義を問われる場面が多くなってくるんだろう。そういう意味では、大企業にいるにしてもそれなりのリスクに対する覚悟が求められるのがこれからの時代なんだと思う。

 一番怖いのは、「三十歳から四十五歳」という大切な時期を無自覚に過ごしてしまう事(p.189)。それだけは、絶対に避けたいと思う。
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by fkmn | 2007-11-13 23:55 | 読書記録
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