【感想】フラット革命
フラット革命
Amazon.co.jp: フラット革命: 本: 佐々木 俊尚

 著者の佐々木さんの本は、いまいち構造化されていないので、僕にとっては読みにくい。にも関わらず、ついつい読んでしまうのは、著者のジャーナリストとしての立ち位置が明確で、ブレがないから。本書も、そんな僕の期待通りの内容だった。

 本書の概要は、プロローグに書かれている内容ほぼそのまま。
この本で書こうとしているのは、次の四点である。
フラット化とは、いったい何なのか。
なぜフラット化が起きているのか。
それはどのような組み替えを引き起こすのか。
そして、フラット化が生み出す新たな難問とは何か。
p. 3

 基本的に日本国内の話題が中心なので、「ネットの発達(フラット化)」という世界共通の話と「戦後社会の崩壊」という国内限定の話、およびその二つが混ざり合う事が原因で発生する話題がごちゃ混ぜになって、ちょっとややこしい。ただ、その分、似たような話題を取り扱う他の本と比べて、現実感がより強い。

 第四章は、丸々「ことのは事件」について割かれている。当事者でもある著者による事件経緯のまとめは、それだけでも読んでいて面白い。ただ、ネットの公共性というものを考えた場合に、それは人ごとではなくて、自分も考えなければいけない問題だという事にあらためて気づかされる。普段、ネットに接していると、そういうことを立ち止まって考える機会はほとんどないんだけれど。
[PR]
by fkmn | 2007-12-05 23:55 | 読書記録
<< ケータイ小説を読んでみたい 【感想】ゲーデルの哲学 >>


とあるWebアプリケーションエンジニアの日記
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カテゴリ
以前の記事
ブログパーツ
リンク
検索
タグ
最新のトラックバック
プログラミングが「出来る..
from とりあえず9JP?
Genographic ..
from ナンジャモンジャ
ジュセリーノ
from ありの出来事
くちこみブログ集(ライフ..
from くちこみブログ集(ライフ)(..
以降、丁寧語で行こう!
from エッセイ的な何か
人気ジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

fkmnの最近読んだ本 フィードメーター - フッ君の日常 あわせて読みたい AX