デブサミ2008に行ってきた
デブサミ2008は13日と14日の2日間の開催だけど、僕自身は今日だけの参加。
というわけで、参加したセッションの感想。

【13-E-1】Microsoft Presents 「Joel on Developers Summit」:素晴らしいソフトウェアを作るということ
 今日一番の目当てのセッション。Joel が来るというのでデブサミに来たと言っても過言ではない。

 やっぱり、プレゼンが上手だというのが第一印象。導入の雑談なのかな?と思っていると、いつの間にか本題に入っているのはさすが。他にもMS製品を使ったジョーク(?)とか、音楽とか、聴衆をリラックスさせる術を心得ているようだった。プレゼン技術そのものだけでも十分に楽しめた。

 実際の話の内容も、かなり納得感のある内容。個人的には、「ユーザーにコントロールを渡す」という部分が印象に残った。確かに、僕自身、好んで使ってるソフトっていうのは、カスタマイザビリティが高いものが多い印象がある。Emacs とか Firefox とか Perl とか Ruby とか。ユーザ側でカスタマイズできる領域が大きいと嬉しい。でも、開発者側の視点から見ると、ついつい、ユーザー側にコントロールを渡して、不確定要素を入れ込みたくない、とか考えてしまいがち。今後は、もうちょっと「ユーザにコントロールを渡す」っていう事を考えていきたい。

 あと、個人的には、同時通訳はいらないなぁ、と思った。同じ内容を2回聴かされるのもイライラするし、話のテンポが途切れてしまって、ちょっと残念な感じ。英語が苦手な人の事も考えると、全体としては、無いよりはあった方が良いのかもしれないけど。


【13-B-2】CodeGear Presents 「David Intersimoneと日本のRubyのコミュニティが、オープンソースの現在と未来について語る会」
 「Ruby に対して出来る事は何か?」というテーマでのパネルディスカッション。参加者の皆さんが、Ruby という共通軸を持ちながらも、それぞれ異なる立場を代表していて、良いパネルディスカッションだった。

 個人的には、前田さんが「Ruby は Rails だけのためにあるわけじゃない」と言いつつも、「でも、Rails がないと、みんな使ってくれないし・・・」と発言したりして、微妙なジレンマを醸し出していたのが微笑ましかった。ガンガってください。


【13-B-3】ふつうのRubyプログラマに贈るRubyプログラミング講座
 ホントに、ふつうのRubyプログラミング(若干初級寄り)の内容だった。ちょっと、僕自身は対象から外れていたかな?という印象。あ、でも pp は初耳だった。
pp - Rubyリファレンスマニュアル


【13-E-4】継続的インテグレーションとテストによるソフトウェアリリースの迅速化
 題目のとおり、継続的インテグレーション(Continuous Integration, CI)いいよ!という内容。CI の世界では、CruiseControl というオープンソースのプロダクトが有名らしい(Martin Fowler作なんだとか)。
CruiseControl Home
Agitar Software: Automated Unit Testing for Java Applications


【13-A-5】反復開発とテスト - 7年
 遅い昼食を食べに外に出ていたので半分しか聴けなかったんだけど、もったいない事した!XP的な手法を、きちんと自分たちの手法として確立させて開発を進めている、という話。こういう形態のプロジェクトが増えてくれば、もっとエンジニアも楽しく仕事できるんだろうになぁ。

 あ、でも、現実的な話、7年も同じプロジェクトが続くというのも、それはそれで、結構なレアケースな気がした。


【13-B-6】インターネット・アプリケーションを素早く作る - Project Zero
 最近、ちらほらと周りで Project Zero の名前を聞く機会が増えてきたので、どんなもんじゃろ?と思って、聴いてきた。まぁ、単純な話、Webアプリケーションフレームワークですよね、という事だった。

 他のフレームワークと比べて、圧倒的に優位な部分があるか、と言われると、正直微妙。ただ、Groovy を使って、Java のコンポーネントをシームレスに呼び出すことが出来る、という話だったので、講演の中でもあったように Java の資産が多くあるようなところでは、他と比べて優位性が出てくるのかもしれない。


【13-E-7】CodeZineスペシャルセッション みんなまとめて面倒見よう~真のDBエンジニアになるために必要なこと~
 この時間帯(18時〜)は、セッション内容的に、かなり悩ましかった。できることなら、全部のセッションに参加したかったんだけど、そうもいかないので、いろいろ考えたあげく、今まで一度も話を聞いた事が無かったミックさんのセッションへ。

 本を出されたという事で、その本の紹介をしつつ、DBエンジニアの現在の状況や SQL の考え方についての話などがセッションの内容。特に、DBエンジニアのスキルレベルの分布について危機感を持たれていたのが印象的だった。確かに、周りを見ても、DB中心で仕事をしている人間っていないわけで、そういう意味では、中級以上のDBエンジニアが育ちにくい土壌ではあるのかもしれない。



 全体的には「お祭り感」が全体的に出ていて楽しかった。ただ、会場の広さと来場者の数が見合ってなかったのが、ちょっと問題だったかな。でも、それだけ盛上がってるってことで、まぁ、良い事なんでしょう。
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by fkmn | 2008-02-13 23:55 | IT
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