【感想】デザイン思考の道具箱—イノベーションを生む会社のつくり方
デザイン思考の道具箱―イノベーションを生む会社のつくり方
Amazon.co.jp: デザイン思考の道具箱—イノベーションを生む会社のつくり方: 奥出 直人: 本

 イノベーションを継続するための方法論が詰め込まれた本。具体的な名前は明かされていないが、本書の執筆に当たって、この本で述べられている方法を試みた企業もあるらしい。

 以下、個人的に気になった部分のメモ書き。
  • 「デザイン思考」とは顧客主体のイノベーションである
  • 2種類のイノベーション
    • 古いイノベーション論(マクロレベル): 「イノベーションのジレンマ」で述べられているもの
    • 新しいイノベーション論(ミクロレベル):顧客重視、研究と開発とニーズの結びつけ、イノベーションを継続的に行うための方法論、等
  • タンジブルとインタンジブル
    • タンジブル:触れる事が出来るもの
    • インタンジブル:触れる事が出来ないもの
    • インタンジブルなもののマーケティングは難しい。インタンジブルなものをタンジブルなもので表現する。
  • プロトタイプ思考、プロトタイプ重視
    作る事で考える(build to think)
  • フィールドワークの重要性
    何が問題なのかはアンケートをとっても分からない(人間は、日々のややこしい作業を無意識に行っているので)
    # Henry Fordの言葉「もし私がカスタマーに何が欲しいかと尋ねたら、彼らは『もっと早い馬が欲しい』と言っていたでしょう」を思い出した
  • 創造的マネジメントの最大の障害は縦割りの事業部制


 本書は、どちらかというとハードウェア的なもの作りを念頭においているにも関わらず、述べられている内容は、最近のソフトウェア開発方法論にかなり近いところが面白かった。特に、プロトタイプを重視している部分。「作っては壊す」過程を繰り返す事が出来るのはソフトウェア開発の専売特許だと思っていたけれど、材料や方法を工夫すれば、ハードウェアでも同じ事が充分可能で、かつそれが有効だとのこと。

 もしかすると、ハードウェア設計とソフトウェア設計というのは、思ったほどには違わないのかもしれない。
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by fkmn | 2008-04-01 23:55 | 読書記録
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