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半核生物?
 これまで世の中に知られている生物は、例外なく2つのグループに分類する事が出来る。分類の基準になるのは、「核を持つかどうか?」。DNAが核で包まれているものは”真核生物”、DNAがむき出しのものは”原核生物”と呼ばれる。

 真核生物(一発変換できん・・・)には、人間なんかが含まれるけど、実は酵母も真核生物だし、カビも真核生物だったりして、(日常的な感覚からすると)かなり幅が広い。これに対して、原核生物(こっちは、一発変換できるな)は、大腸菌とか虫歯菌が含まれる。

 これが常識。

 だったんだけれども、なんと、この常識に当てはまらない生物が見つかったらしい。

Sankei Web 社会 不完全な核膜を持つ未知の微生物 東京医大グループ発見
東京新聞 社会 進化解明に光未知の微生物

 どうやら、見つかったのは、DNAが核膜とは呼べないような代物で包まれた生物らしい。真核でも原核でもないこの生物は、あえていうなら”半核”か?なんだかインターネットで使ったら嫌われそうな用語だw。(念のため言っとくけど、”半核”というのは、僕がネタで言ってるだけですヨ)


 ちなみに、一部気になったのが、
真核生物と同様の、ほぼ完ぺきな形のミトコンドリアを細胞内に持っていることも分かった
という部分。”ほぼ”という事は、どっか違うっていうこと?これは、共生説を否定する証拠なんだろうか?それとも、共生後も進化を続けたって事?
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by fkmn | 2006-05-31 23:32 | ライフサイエンス
WindowsのコマンドプロンプトからLinuxのコマンドを実行する方法
つ TELNET

 いや、そうじゃなくて。ログインせずに、コマンド一発で済ませる方法。RSHを使う方法と、SSHを使う方法の2種類がある。RSHは、要はTelnetみたいなもんで、セキュリティ的にヤバ目。SSHの方がセキュリティが高い。

 仕事で必要になって調べたものの覚え書きです。




 具体的な方法は、次の通り。Windows XP (SP2) → RedHat Linux 9 で確認。

<RSH>
 RSHは、Windows 2000 と XP に標準で装備されている。なので、WIndows側の準備は必要なし。
 Linux側で以下のように設定する。

 1. コマンドを実行するユーザーのホームに、”.rhosts”というファイルを作成して、以下のように記述する。
  Windowsマシン名(IPでも可) Windowsユーザー名
  例) 12.34.56.78 fkmn_win

 2. RSHのポートをあけるため、/etc/services に以下の記述を追加
  loc-srv 135/tcp
  loc-srv 135/udp

 3. ネットワークを再起動
  # /etc/rc.d/init.d/network restart

 これで、準備完了。後はWindowsのコマンドプロンプトで、次の形式でコマンドを打つ。
  rsh [ホスト] [-L ユーザー名] [-N] [コマンド]
  例) rsh 98.76.54.32 -L fkmn_lin ls


<SSH>
 plink.exeを使う。これで、一発解決(PuTTY Team Members に感謝!!)。次の形式で使う。
  plink ユーザー@ホスト名 実行するコマンド
  例) plink fkmn_lin@98.76.54.32 ls


参考サイト:
【続】Service for Unixのrsh機能について - Windows Server Insider
Windowsコマンド集:(rsh)


2006/6/14 追記
 rsh を使う場合は、".rhosts"のパーミッションを、644 や 600 にする事。他のユーザーから".rhosts"が更新できるようになっていると、セキュリティのため、rsh は実行できないようになっている(後輩がこれでハマってた)。
 
 それから、plink が微妙な動きをする場合がある。plink を使ってコマンドラインでログインすると、ログイン後に一切のコマンドを受け付けてくれなくなる。軽く調べてみたところ、どうやら Enterキーを押したときに送信される改行コードが、LFじゃなくってCRになっているようだ(Macでもないのになぜ?)。

参考サイト:
UNIXの部屋 検索:~/.rhosts
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by fkmn | 2006-05-30 23:31 | IT
「More」の使い道
 Exiteブログには、他のブログと同じように、メインページには一部だけを表示して、「More」というリンクをクリックすると全文を表示する機能がある(他のブログでは、「続きを読む」とか「もっと読む」かな?)。最近まで、この機能の使い道があまり良く分かってなかった。

 Exciteのヘルプを見ると、”ページの表示をすっきりさせられる”とか”クイズに使える”などと書いてある。いやいやいやいや。ページはすっきりするだろうけど、多分読みづらくなるよ? それから、クイズとかしないからw

 そんな訳で、ずっとこの機能を使ってこなかったんだけど、最近、やっと使い道が分かった。

More
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by fkmn | 2006-05-29 23:47 | 日記
「もやしもん」の奇跡
a0057891_22462689.jpg 書こうと思いつつ、忘れていた「もやしもん」。先日(5/23)、第3巻が発売されたので、やっと書くきっかけが出来た。

Amazon.co.jp:もやしもん 3 (3)イブニングKC


 「もやしもん」は、東京の某農大を舞台にしたマンガで、平たくいえば”農学版”「動物のお医者さん」である。が、「動物のお医者さん」とは決定的に違うのが、主人公 が”菌を肉眼で見ることができる”という特殊能力を持っている事。この能力のおかげで、マンガの中にも、いろんな菌のキャラクターが登場して、とても良い味を出している。

a0057891_2374092.jpg
「もやしもん」に出てくる菌のみなさま


 が、”菌を見る事が出来る”という非科学的な能力を与えられたにもかかわらず、この主人公、ヒジョーに影が薄い。周りの教授やら先輩の方がよっぽどキャラが濃いのが、いかにも大学っぽくてとても良い。


 で、このエントリー、ただ単に「もやしもん」が面白いから書いている訳ではない。実はこの「もやしもん」には、現実と奇跡的なまでに一致する、ある事実が存在する。

 時と場所は移って、いまから3年ほど前の某大学”農”学部。そこに、”植物ウィルス”(*1)を研究する某助教授がいた(*2)。実はこの先生、菌が見えるとまではいかないが、伝説的な一言を残している。

「あー、人間よりも、ウィルスの方が付き合いやすいなぁ」

 そう、彼に取っては、ウィルスこそがコミュニケーションの対象なのだ。その意味では、「もやしもん」の主人公とほぼ同じレベルにあると言っても良い。”同じ農学系”、”目に見えない生物とコミュニケーションが取れる”。これだけでも、十分すぎる符号の一致だが、さらに驚くべき事実が、もう一つある。

 同姓同名なのだ。

 誰とって? ちょっと個人に言及しすぎてるので名前を出すのは伏せておくが、「もやしもん」における最重要人物とだけ言っておく。

 という訳で、初めて見かけたときにはめちゃくちゃビビったんだけども、今ではこのマンガの続きが気になってしょうがない。

(*1) 菌とウィルスは違うものだけど、日常レベル的にはほとんど一緒ってことで
(*2) 今は、別の研究所に移られている


* 某先生および関係者の皆様
 問題があったらこのエントリー削除しますので、ご連絡ください。でも、なるべくなら見逃していただけると嬉しいです。
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by fkmn | 2006-05-27 23:54 | 日記
Ontology Lookup Service
 Ontology Lookup Service (OLS)

 お客さんに教えてもらったオントロジービューアー。バイオインフォマティクスを目的として開発されたが、フォーマット(Open Biomedical Ontology (OBO) format)さえ満たしていれば、特に分野に関係なくデータを取り込んで表示が可能らしい。

 インターフェースにAjaxを使っていて、良い操作感。お客さんも、JavaアプリのDAG-Editより、こっちの方が操作しやすいと言っていた。SOAPでプログラム経由でのデータの取得も出来るらしい。んで、ベースシステムはStruts。かつ、オープンソース。なかなか”今”を意識した作りだ。
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by fkmn | 2006-05-26 23:55 | ライフサイエンス
精度管理の勉強中
 今年度の開発案件に、臨床検査機器の精度管理機能があるので、慌てて勉強中。

 精度管理というのは、検査機器がきちんと正しい結果をだしているかを管理する手法で、臨床検査のほかに工業分野の製品管理にも利用されている(工業分野では「精度管理」ではなく「品質管理」と呼ぶ)。検査機器というのは、必ずしも正しい結果を出す訳ではないので、日々その検査値を管理する必要があるわけです。

 話だけ聞くとメジャーな手法に思えるので、勉強材料にも困らないかと思ったけど、意外に無いですわ、資料が。で、やっとこさ見つけたのが下の本。

 Amazon.co.jp:臨床検査精度管理教本

 今は、この本を読んで勉強してます。それから、ついさっき、品質管理に関する非常に良いサイト(品質管理ホームページ)を見つけたので、こっちも合わせてみていこうと思う。


 以下、話がマニアックになります。

 現在、上の本を読んでるんですが、凄い記述を見つけました。臨床検査で使われている慣用単位についてなんだけど、一部以下に引用。
<単位の名称>「定義」
<Maclagan>「10 mg/dl の蛋白溶液1.0 ml に3 g/dl のスルホサルチル酸溶液3.0 ml を混ぜたときに発生する混濁を1 Maclagan単位とする.」
<Somogyi>「アミラーゼ活性の単位.37℃30分間にデンプン10 mg を加水分解する量を1 Somogyi単位とする.」

 読む人が読めば、卒倒してしまいそうな定義だ(少なくとも1人はディスプレイの前で気絶してるなw)。本当にこんな定義を使ってるんだろうか? ページ数の関係で大事なところは省略した、ということであるのを期待したいが。

 ちなみに、これらの定義の問題点を挙げてみます。

<Maclagan>
  • 「蛋白溶液」のタンパク質は何を指しているのか?きちんと明記しなければいけない。タンパク質は非常に多様な化合物なので、同じ濃度でもタンパク質の種類が違えば、発生する混濁も異なるはず
  • 混濁はどのようにして定量するのか?吸光度を用いるにしても、波長が明記されていないので計りようがない。
  • #そもそも、スルホサリチル酸で定量する方法なんて、初めて聞いた。

<Somogyi>
  • デンプンの種類が明記されていない。可溶性か?不溶性か? また由来となる植物によってもデンプンの構造は大きく異なるので、きちんと決めた方がいい。
  • 「デンプンを加水分解」とはどの程度のことを言うのか?デンプン1分子が一度でも加水分解を受けた状態か?(←そんなもの計れるのか?w)それとも、それ以上加水分解が不可能なまで(マルトースもしくはマルトトリオースまで)分解された状態を指すのか?(というより、Somogyi法は還元力を定量する方法なので、分解の有無などは根本的に計りようがない)
  • 基質(デンプン)の濃度がはっきりしない。飽和しているのか、していないのか。
  • 分解量で活性を定義しているが、測定誤差を考えると、これはやめた方がいい。100→95 は、測定誤差5%で考えると、95〜105→90.25〜99.75 を意味する。つまり、全く値の変化していないものを、値が変化したと勘違いしてしまう可能性がある(そうでなくとも、絶対的な誤差が大きい)。定量するなら生成物の量にするべき。

  • 6/3 追記
     見返してみたら、pHとバッファーが抜けてるな。やっぱり2年も実験から遠ざかると、鈍るもんだ。

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by fkmn | 2006-05-24 23:55 | 日記
ユーザーの声を聞くだけでは本当に良いものは作れない
 中島聡さんのCNETのブログで非常に共感できるエントリーがあった(ユーザー指向のもの作りに関する一考察)。以下に一部を引用。
そこには、自動車産業の父、Henry Fordの言葉「もし私がカスタマーに何が欲しいかと尋ねたら、彼らは『もっと早い馬が欲しい』と言っていたでしょう」が引用してあり、「カスタマー(顧客)の声を聞くことは大切だが、彼らに『何が欲しいか』を聞いても必ずしも答えは出て来ない。それよりも彼らの行動を良く観察し、どんなところで苦労しているか、彼らなりにどんな工夫をして今あるものを使いこなしているかを理解した上で、何を作るべきかを考えるべきだ」と結論付けている。

 僕も、常に意識しようと心がけている考え方だ。でも、顧客から要望がどんどん寄せられたりして忙しくなってくると、ついついおろそかになってしまう事も痛感している。

 本当にそこにボタンを追加して使いやすくなるのか? そのデータを表示すると分かりやすくなるのか? その数式でより良い結果が導きだされるのか? 顧客任せにしないで、自分でも考えなければ。

 概念を分かりやすい形で記憶しておくためには名前をつけるのが一番手っ取り早い。そして、上記の概念にも名前がついているようだ。こちらは、中島聡さんのもう一つのブログのエントリーのコメント欄より。
デザイン分野の学問(の一部)では、一般的に『ユーザーの声』または『ニーズ』と呼ばれているものを、『ユーザーニーズ』と『ユーザーリクアイアメント』の2つの概念に区別して考えています。

 上記のHenry Fordの言葉に当てはめると、「もっと早い馬が欲しい」というのが『ユーザーニーズ』で、その裏に隠れている「より早い移動手段が欲しい」というのが『ユーザーリクアイアメント』という事だそうだ。覚えとこう。
#今気づいたけど、”早い”じゃなくて”速い”ですね

 紹介されている本(The Ten Faces of Innovation)も面白そうなんで、読んでみようかと思う。



 本題から逸れるが、「Life is beautiful」さんがとてもアクセスしやすくなった。これはJavaアプレットが外されたからなんだけれども、「アプレットが重い」というトラックバックがあったから外したらしい。やっぱ、何事も言ってみるもんだなぁ。サイレントマジョリティでいて得する事は、特にブログスフィアでは、少ないのかもしれない。
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by fkmn | 2006-05-23 23:57 | IT
【感想】ダ・ヴィンチ・コード
a0057891_2311394.jpga0057891_23105199.jpga0057891_23114836.jpgAmazon.co.jp:ダ・ヴィンチ・コード(上)角川文庫
Amazon.co.jp:ダ・ヴィンチ・コード(中)角川文庫
Amazon.co.jp:ダ・ヴィンチ・コード(下)角川文庫

 映画公開に合わせて、ダ・ヴィンチ・コードをザクっと読破しました。ただ、肝心の映画の評判は悪いけれど・・・(笑)(超映画批評『ダ・ヴィンチ・コード』20点(100点満点中)

 小説の方は、面白い事は面白い。キリスト教関連のうんちくは興味深いし、ミステリーとサスペンス、小説のバーチャルと史実のリアルが程よくブレンドされた話の展開は、確かにグイグイと読み手を引っ張る力がある。

 ただ、出来としては良作どまりで、どうしてここまでヒットしたのか、正直よく分からない。多分、次の3点がうまい具合に絡んだんだろう、と勝手に考えている。
  1. タイトル
  2.  レオナルド・ダ・ヴィンチが、自分の絵に隠した意味を持たせている、というのはいかにも興味をそそられるタイトルだ。自分だったらもっと違うタイトルを付けちゃうだろうな (例えば「ロバート・ラングドン/失われた聖杯」みたいな ← どっかの映画ですか?)。

  3. キリスト教
  4.  欧米の人たちにとっては、キリスト教がらみのネタは、なじみがありつつ かつ 興味をそそられるテーマなんだろうな。日本人には、聖杯なんていわれてもあまり実感がわかないけれど。(実際、”せいはい”から”聖杯”に変換できない。Macだけかもしれないが。)

  5. 「この小説は事実に基づいている」という但し書き
  6.  これに加えて、キリスト教会が「『ダ・ヴィンチ・コード』は作り話だ」なんてマジレスしちゃったもんだから、これはもう話題にならない訳がない。

 一つ気になったのが、ラスト付近のどんでん返し。これ、やり過ぎじゃない?ちょっと反則だと思うんだけど。
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by fkmn | 2006-05-22 23:56 | 日記
GTD本を購入
 今週末に出ると予告されていたので、本屋に行って買ってきました。

a0057891_23414763.jpgAmazon.co.jp:ストレスフリーの仕事術—仕事と人生をコントロールする52の法則: 本

 GTD (Getting Things Done) は、仕事をうまくこなすという側面に加えて、仕事からストレスを取り除くという意味でもお勧めの”仕事術”です(特に、SEみたいなストレス多い職業の人に)。一部分を実践するだけでも、明らかにストレスが軽くなったと実感できますヨ。

 で、「なぜGTDなのか?」という疑問に対する回答が、序文によくまとまっていたので、少し引用。
あなたは気づいているだろうか。「仕事」が変わっているのに、「仕事のやり方」が変わっていない事に。
(中略)

 では、今の仕事と昔の仕事の違いは何か。デビット・アレンさんの主張は明快だ。
  「仕事の終わりがどんどんはっきりしなくなっている」

 そして、仕事が変化すると同時に道具も変化している(分かりやすい例がGoogle)わけで、この辺の道具を使いこなして仕事をしましょ、というのがGTDの大体のところ。

 って、読み返してみると偉そうな事を書いてるけど、自分自身それほど実践できてません・・・w。こういう本は、実践しないと意味が無いので、そのあたり、肝に命じないと・・・。

 
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by fkmn | 2006-05-20 23:55 | Lifehack
一言ネタ
気分が乗ってきたので、一言ネタをやります。よかったら聞いてください。


ど〜でもいいですよ♩

長州小力の真似をしていると、いつの間にかカミソリのCMになってしまうんだ。
何故か舌を巻いて「切れてな〜いですよ」と言ってしまうんだ。


ど〜でもいいですよ♩

エビちゃんの名前をフルーネームで言う事が出来ないんだ。


ど〜でもいいですよ♩

ウェブ進化論に「あちら側」「こちら側」という言葉が出てくるけど、
少したつと、どっちがどっちだか分からなくなるんだ。


ど〜でもいいですよ♩

「フッ君」で検索しても、トップに来なくなってしまったんだ。


ど〜でもいいですよ♩

どうも、ありがとうございました〜〜〜〜
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by fkmn | 2006-05-19 23:06 | 日記


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