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【感想】MOTHER3
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 C級コピーライター(笑)が作ったB級のゲームシステムとA級の演出のゲーム。マザー3はそんなゲーム。

 ゲームシステムには、特に目新しさは無い。教科書に出てきそうなオーソドックスなRPGだ。しかし、それが良い。ゲーム性にとらわれずに、純粋に「マザー」の世界観に浸る事が出来る。そう思えるくらいマザーの世界観は秀逸だし、現在のゲーム業界においては異質な存在だ。

 全体を通して語られるストーリーは、ひたすらに切ない。「大事な人の死」というものが、ストーリーの大きな部分を占めるからだ。

 でも、それ以上に、登場するキャラクターたちに、思わずクスリとさせられてしまう。世界の秘密を守るマジプシーと呼ばれる人たちが、どこからどう見てもオカマにしか見えなかったり(本人たちは女だと言い張っているがw)、オケラがビジネスに目覚めたり。そして、もちろん、 a0057891_1422535.gifa0057891_1423776.jpg
(*フォントと画像ははいふにさんから)

 普段ゲームをやらない人にも、お勧め(このゲームの CM で柴咲コウが泣いてたけど、たぶんアレはマジ泣きだと思う)。


 ちなみに、「もし、マザー3が当初の予定通り3Dのゲームで発売されていたら・・・」なんていう(妄想)画像が公開されてて、これがまた良い出来。元ネタのイラストもかなり良い。一見の価値あり。

*クリアまでの時間は、約18時間。携帯ゲーム機でやる分には、ちょうどいいボリュームだと思う。
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by fkmn | 2006-06-30 23:39 | ゲーム
Visual Basic 6.0 を使わなければいけない幸運にして不幸な皆様へ
 6/30付けで、Visual Basic 6.0のMSDNサブスクリプション ダウンロードサイトからの提供が終了されるそうです。

SzkTech WebLog : 【警報】MSJVMを含む製品の入手が困難に

 もう時間がないので、必要な人は早めのダウンロードを。

 で、お知らせついでに、僕が使ってるVB6用のフリーツールを紹介しようと思います。

 「MZ-Tools 3.0」という、VB6のエディタ機能拡張ツール。本当は「Joel on Software」で紹介されていたツールを探してたんですが、そのサイトがどっかに行ってしまって、代替品を探してさまよっていたら、このツールに当たりました。


 インストールは簡単です。公式サイトの「Download(Freeware)」ボタンをクリックして、落ちてくるファイルを実行すると、インストーラーが起動します。インストールする場所とスタートメニューへの登録名を指定すると、インストールが始まります。
 インストール終了後、Visual Studio を立ち上げると、「MZ-Tools 3.0」の機能が使えるようになっています。

 お気に入りの機能が、エラーハンドラ入力機能。いちいち入力するのが面倒なエラーハンドラを、ワンクリックで入力してくれます。(「Joel on Software」で、あると便利だと紹介されていた機能)
 ちなみに、デフォルトでは


On Error GoTo {PROCEDURE_NAME}_Error

{PROCEDURE_BODY}

On Error GoTo 0
Exit {PROCEDURE_TYPE}
{PROCEDURE_NAME}_Error:

MsgBox "Error " & Err.Number & " (" & Err.Description & ") in
procedure {PROCEDURE_NAME} of {MODULE_TYPE} {MODULE_NAME}"


という設定になっていますが、
僕は、これに"Resume"と"Debug.Assert False"を加えて、以下のようにしています。
(情報ソース失念。僕のオリジナルアイディアではないです。)



On Error GoTo {PROCEDURE_NAME}_Error

{PROCEDURE_BODY}

On Error GoTo 0
Exit {PROCEDURE_TYPE}
Resume' ← ココと
{PROCEDURE_NAME}_Error:

MsgBox "Error " & Err.Number & " (" & Err.Description & ") in
procedure {PROCEDURE_NAME} of {MODULE_TYPE} {MODULE_NAME}"
Debug.Assert False' ← ココに追加


実際のコード例は、以下のようになります。



Private Sub sampleCode()

On Error GoTo sampleCode_Error

' 処理をここに書く

On Error GoTo 0
Exit Sub
Resume
sampleCode_Error:

MsgBox "Error " & Err.Number & " (" & Err.Description & ") in procedure
sampleCode of Form frmEditWellMap"
Debug.Assert False' ← エラーが発生するとココで止まる
End Sub


こうしとくと、デバッグ中にエラーが発生した場合には、Assert文のところで処理が止まります。そしたら、おもむろにIDE上で処理中のステップを示す黄色の矢印をグググッとResume文のところまで動かします。それから、F8を押して、処理を1ステップ進めると、エラーが発生した行に処理が移動して、どこでエラーが発生しているか分かるわけです。(というか、ここまでしないと、どこでエラーが起きてるのかVB6では分からないんだなぁ・・・)


 ちなみに、.NET対応の「MZ-Tools」もあるんですが、有償のようです。VB6用だけフリーっていうのは、やっぱり、"VB6はもういいや"って姿勢の表れなんですかね・・・
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by fkmn | 2006-06-29 23:39 | IT
「外人」という言葉が気になる
 日本人以外の人間を指す場合に、「外人」という言葉が頻繁に使われるのが気になる。個人的に、その言葉の持つ排他的な感覚が拭いきれないのだ。「ガイジン」という発音から「害人」という字を思い浮かべてしまうのも良くない。

 最近では、京都の国際会議(国際生化学・分子生物学会議)に行ってきた人たちが、やたらと「外人」という言葉を使うのが気になっている。曰く、「外人がたくさんいた」「外人に話しかけられた」といった具合に。本人たちには、悪気は全く無いんだろうが。

 Wikipedia の「外人」の項を読んでみると、どうやら、日本語の用法としては、特に差別的な意味合いは無いらしい。あんまり目くじらたてる事でもないんだろうか?

 学生の頃を思い出してみると、周囲に「外人」という概念自体が薄かったように思う。日本人以外の人の事を「外人」などとは呼ばずに、きちんと国の名前をつけて「〜人」と呼ぶのが普通だった(名前が分かれば、もちろん名前で呼んでいたが)。

 まぁ、実際、目の前で「外人」という言葉を使われても、いちいち指摘していたら角が立つので、黙ってるわけですが ← 日本人的だなぁw
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by fkmn | 2006-06-28 23:07 | 日記
Bioclipse
ケムインフォマティクスに虚空投げ」さんのエントリーより

 Bioclipse は Eclipse をベースにしたケモ/バイオインフォマティクスのRCP (Rich Client Platform)。一つ残念なのが、Windows と Linux 向けのバイナリしか提供されてないこと。Mac じゃムリポ。

 会社のPCにこっそりインストールして、少し試してみた。やっぱ、Eclipse なので若干重いのが気になるが、化学構造関係の機能はかなり充実していそう。ただ、インストールに若干癖がある(あらかじめ Java の5.0をインストールして、パスを通さないといけない)のが難かな。

 公式サイトのスクリーンショットを見ると、PDBのテキストをその場で編集したり、NMR のスペクトルを管理したり、分子構造式を描いたり 等、相当いろいろな事が出来るようだ。さらに、Pluginでの機能拡張も可能。これはもう、関係者は入れるしかないのでは。
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by fkmn | 2006-06-27 23:45 | ライフサイエンス
岐阜大のBioinformatics Wiki
FrontPage - Bioinformatics-Wiki

 偶然見つけたページ。岐阜大の鈴木 徹 助教授による大学の講義資料。(主に Mac での)バイオインフォマティクスについて、基礎から丁寧に解説されています。「お役立ちソフト」には、様々なフリーツールの紹介もアリ。CLC Free Workbench とか eBiotools(ちなみに、両方とも Mac OS X 用)を知らなかった僕は、もしかしてモグリ?
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by fkmn | 2006-06-26 21:40 | ライフサイエンス
オーストラリアのヒト遺伝子突然変異データベース作成計画
GIGAZINE - 人間の遺伝子突然変異データベース作成計画
(元ネタは、こちら

 ヒトの遺伝子疾患のデータベースは、すでに OMIM (Online Mendelian Inheritance in Man) があるけども、これを越えようとしてるんだろうか?それとも、別路線を目指すんだろうか?

 Google が資金提供に興味を示しているらしく、これが技術提供にまで話が進めば、結構凄いものが出来てしまうかもしれない。

 しっかし、科学業界においても、Google の存在は無視できなくなってるなぁ。ここ最近の Nature にも、Google の名前が出ない号は無いくらいだし。
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by fkmn | 2006-06-24 23:41 | ライフサイエンス
【感想】技術空洞
a0057891_2325746.gifAmazon.co.jp:技術空洞 Lost Technical Capabilities


 元ソニー社員が書いたソニー批判本。VAIOの企画マンだったという立場から、ソニーの凋落の内実について暴露している。内容的には、既に出版されている「ソニー本社六階」「ソニー病」などの、いわゆるソニー本と比べて、目新しさが無いなどと言われているが、この手の本(ソニー本)を読むのが初めてな自分に取っては、割と新鮮な内容だった。

 「技術(もしくは技術者)を理解しない経営層が、ソニーを駄目にした」というのが筆者の主張。言い換えれば、部品の一つからすべてこだわりを持って作り上げる、モノ作りの精神が失われたからだと言う。

 この本でソニーに対して展開される批判は、日本のメーカーすべてに対しても当てはまるものかもしれない。技術立国などといいながら、日本の技術者に対する報酬は、事務系の人間と比べて別段高いレベルにあるわけではない(あまりに当たり前すぎて、誰も気にしていないが)。アメリカのシリコンバレーは、これとは明らかに状況が異なるらしい(On Off and Beyond: シリコンバレーの給与とストックオプション)。理系離れを止めよう、なんて言う暇があったら、まずここから改善するべきじゃないのか?

 ソフトウェア産業に至っては、この本で述べられているソニー失敗の理由を、まさに国レベルでなぞっているようにも思える。「日本では設計だけを行い、コーディングはすべて海外(主に中国)に発注しよう」というのが、ここ最近のシステム開発手法のトレンドだ。その方が人件費が安く上がるから、というのが主な理由だが、システム開発の一番基礎の部分を外に放り出してしまって、後に何が残るというのか?ただ単に魚を捕る事を考えるより、良い釣り竿を作る方が、後々の10年20年に繋がる戦略だと思うのだが・・・。


 ちなみに、ポイントだと思ったところ。
日本の職人技術を殺したISO9000 (p210-213)
日本のように、言語や文化が極度に均質化されている地域では、標準化というのはあまり意味をなさないという事。ISO9000に準拠する事で、かえって日本の職人技術が発揮されにくくなってしまったという事。確かに、今まで標準化については(大した考えも無く)賛成していたが、上記のような側面もある事を忘れてはいけないと思う。

 最後に、この「光文社ペーパーバックス」についてだけど、日本語の単語の脇に英単語を併記するのはやめて欲しい。読みづらくて difficult to read しょうがない(← こんな書き方されて、読みやすいと思う人間がいるとは思えない)。
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by fkmn | 2006-06-23 23:55 | 日記
"今月の分子"はルシフェラーゼ
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 PDB (Protein Data Bank)Molecule of the Month で、今月はルシフェラーゼが紹介されている。

*左の図は、PDB ID 2D1S を元に、David S. Goodsell によって描かれたゲンジボタル由来のルシフェラーゼの立体構造

 このルシフェラーゼは、ホタルの光(歌じゃないぞ)の元になるタンパク質だ。ルシフェラーゼが、ルシフェリンと呼ばれる発光物質(左の図で黄色く光っている物質)の化学反応を触媒することで、光が発生する(ホタルの発光メカニズム・ルミノールのメカニズムについて/株式会社ルミカ)。
# てっきり、GFPのようにタンパク質自身が光るもんだと、誤解していた・・・。

 ルシフェラーゼが発する色は、普通は黄緑色だけれども、ルシフェラーゼのたった一つのアミノ酸の種類を変えるだけで、この色を赤く変化させる事が出来る。これが初めて発見されたのは15年前なのだが、なんで色が変わるのかは、ずっと分からなかったらしい。

 で、結晶構造からその謎を明らかにした論文が、3月のNatureに掲載された。論文の著者は日本人で、Spring-8で結晶構造を解いたようだ。素晴らしい。

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*画像は PDB ID 2D1S および 2D1T から作成した。

 論文の画像をそのまま使うのはマズそうなので、自分で画像を描いた(結構久しぶり)。上の図は、286番目と288番目のアミノ酸の位置関係を、野生型は緑、セリン→アスパラギンの変異タンパクは赤で示している(右側の黄緑色の分子は、発光物質のルシフェリン)。左側に表示されているアミノ酸(Ser/Asn286とラベル)をセリンからアスパラギンへと変えることによって、右側のイソロイシン(Ile288とラベル)の位置と向きが大きく変わっているのが分かる。これによって、ルシフェラーゼが発する光が黄緑から赤に変わるらしい。

----- 6/28 追記 -----
 上で、”位置と向きが大きく変わる”と書いてるが、数字で言うと、その変化は1.5 Åに過ぎない。今流行のナノテクなんかは、nm (ナノメートル) の単位で話をするが、タンパク質工学はさらにその1/10の単位 (1 Å = 0.1 nm) で話が進む。
----------------------

 全体からするとほんの一部分を変えただけなのに、見た目に大きな変化がある(場合がある)のが、タンパク質の面白いとこですわ。
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by fkmn | 2006-06-22 22:51 | ライフサイエンス
Ensembl が v39 へ
 Ensembl のバージョンが39になった(「某のウェブログ」さんより)。以前のエントリー(こことかここ)にも書いたけど、Ensembl みたいな公共データベースからデータを取ってくるシステムを作ったりすると、バージョンアップの時なんかはドキドキもんだ。ちゃんと動いてるだろうか?(特に Ensembl は、API の仕様とか、DBのスキーマとかをしょっちゅういじってるっぽいからなぁ・・・)
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by fkmn | 2006-06-21 23:52 | ライフサイエンス
いまさら mixi に登録した
 メチャクチャいまさらなんだけど、今日 mixi に登録した。今や mixi の会員は300万人にもなってて、そんな中やっと登録ってのは相当な後発組ですワ。

 mixi の存在はもちろん以前から知っていたけど、なかなか登録する気にならなかったのは、mixi が、閉鎖してるんだか解放してるんだかよくわからない中途半端なシステムだったからだ。完全に閉じられた空間でのSNS(例えば社内SNS)だったら分かるけど、数十万〜数百万単位の不特定多数の人間の中で何かやるんだったら、ブログをやった方がいい(だから、mixi よりもブログの方を先に始めたわけだ)。

 が、そうも言っていられなくなったのは、実世界の友達が mixi で連絡を取り出すようになったから。ある友人が東京から離れて実家に帰ったのを、僕はつい最近知ったんだけれども、他の友人はみんな知っていた。なぜなら、そいつは実家に帰るという事を mixi の日記に書いていて、メールとかでは連絡してこなかったからだ。このままでは、さすがにマズい。

 ということで、リアル世界に引っ張られてミクることになりました。mixi の中で見かけたら、メッセージでも下さいな。
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by fkmn | 2006-06-20 23:29 | 日記


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