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【感想】世界樹の迷宮II 諸王の聖杯
世界樹の迷宮II 諸王の聖杯(特典無し)
Amazon.co.jp: 世界樹の迷宮II 諸王の聖杯(特典無し)のレビュー: ゲーム

 だらだらとやり続けて、やっと先日クリア(ただ、いろいろとやり残しあり)。

 言わずと知れた(?)ウィザードリータイプのRPG「世界樹の迷宮」の続編。

 ゲームシステム面では、細かい改良(マッピングシステム、操作キーの割当、等)が加えられていて遊びやすくなっている。が、一方、バグやゲームバランス等に調整不足の感があり、ちょっと残念だった。ただ、一番重要な、ゲーム中の緊張感は前作から変わり無し。この辺は一安心。

 けれども、さすがに二作目ともなると、少々マンネリ気味かも。もし、三作目が出るのであれば、思い切った変化を期待したい。ジョブを全入れ替えするとか、ね。
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by fkmn | 2008-04-20 23:55
【感想】はじめての課長の教科書
はじめての課長の教科書
Amazon.co.jp: はじめての課長の教科書: 酒井穣: 本

 いままで、「何となく」で認識されてきた課長の仕事のポイントや課長に求められるスキルを明文化した本。いままで無かった、という意味では新鮮だった。ただし、書かれているのは、
  1. 以下に部下のやる気を引き出すか
  2. 平社員と経営者の間の情報伝達を以下にスムーズにするか(両者間の通訳としての役割を以下にこなすか)
といったいわゆる普通の中間管理者像で、そういう意味では「ふーん」な印象。


以下、印象に残った文章のメモ。
外国語を知らないものは、自国語も知らない - ゲーテ
(p. 3)
本書のテーマに直接関係ないけれども、この言葉は印象に残った。この言葉は、外国語と自国語に限らず、あらゆるものに当てはまるんだろう。会社だったり、業界だったり、文化だったり。

どれだけ多くの仲間を助け、仲間からの信頼を集められたのかを誇れるようになれれば、その人物は世界中どこでも通用するでしょう
(p. 201)
これは良い言葉。僕が尊敬する人は、すべからくここでいわれているような人物だと思う。こういう人間になりたいなぁ。


 ちなみに、どうでもいい話かもしれないけど、著者が若い(1972生)ことに驚いた。もっと年配の、中間管理職という仕事の酸いも甘いも知り尽くした人が書いた本だとばかり思い込んでいたので。世の中の課長さんは、この若い著者の言うことに耳を傾けるのか、ちょっと心配かも。
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by fkmn | 2008-04-12 23:55
【感想】デザイン思考の道具箱—イノベーションを生む会社のつくり方
デザイン思考の道具箱―イノベーションを生む会社のつくり方
Amazon.co.jp: デザイン思考の道具箱—イノベーションを生む会社のつくり方: 奥出 直人: 本

 イノベーションを継続するための方法論が詰め込まれた本。具体的な名前は明かされていないが、本書の執筆に当たって、この本で述べられている方法を試みた企業もあるらしい。

 以下、個人的に気になった部分のメモ書き。
  • 「デザイン思考」とは顧客主体のイノベーションである
  • 2種類のイノベーション
    • 古いイノベーション論(マクロレベル): 「イノベーションのジレンマ」で述べられているもの
    • 新しいイノベーション論(ミクロレベル):顧客重視、研究と開発とニーズの結びつけ、イノベーションを継続的に行うための方法論、等
  • タンジブルとインタンジブル
    • タンジブル:触れる事が出来るもの
    • インタンジブル:触れる事が出来ないもの
    • インタンジブルなもののマーケティングは難しい。インタンジブルなものをタンジブルなもので表現する。
  • プロトタイプ思考、プロトタイプ重視
    作る事で考える(build to think)
  • フィールドワークの重要性
    何が問題なのかはアンケートをとっても分からない(人間は、日々のややこしい作業を無意識に行っているので)
    # Henry Fordの言葉「もし私がカスタマーに何が欲しいかと尋ねたら、彼らは『もっと早い馬が欲しい』と言っていたでしょう」を思い出した
  • 創造的マネジメントの最大の障害は縦割りの事業部制


 本書は、どちらかというとハードウェア的なもの作りを念頭においているにも関わらず、述べられている内容は、最近のソフトウェア開発方法論にかなり近いところが面白かった。特に、プロトタイプを重視している部分。「作っては壊す」過程を繰り返す事が出来るのはソフトウェア開発の専売特許だと思っていたけれど、材料や方法を工夫すれば、ハードウェアでも同じ事が充分可能で、かつそれが有効だとのこと。

 もしかすると、ハードウェア設計とソフトウェア設計というのは、思ったほどには違わないのかもしれない。
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by fkmn | 2008-04-01 23:55 | 読書記録
【感想】3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代
3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書 (708))
Amazon.co.jp: 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか—アウトサイダーの時代 (ちくま新書 (708)): 城 繁幸: 本

 前作「若者はなぜ3年で辞めるのか」に共感したので、本書も Amazon で見かけた瞬間についつい買ってしまっていた。自分のキャリアを考えるという意味では、いいきっかけになる本だと思う。

 内容としては、新しい平成的価値観で生きる「アウトサイダー」達の紹介を通して、大きな転換期を迎える時代の生き方を考える、というもの。本書の一貫した昭和的価値観叩きは、見ていてなかなか痛快だった(若干行き過ぎな感じも受けるけれども)。

 ただ、世の中には、この本で出てくるような平成的価値観では動かない若者も結構いるような気もしている。こんな記事(「Business Media 誠:「競争社会」に“待った”、強まる平等志向」)も出ているぐらいだし。

 とにかく、いろいろと考えさせられる本だった。
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by fkmn | 2008-03-26 23:55 | 読書記録
【感想】パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本
パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54) (アスキー新書 54)

Tech Mom from Silicon Valley」の中の人、海部美知さんの著書。いわゆるブログ本。

 前回のエントリの「おもてなしの経営学」とセットで扱われる事が多い本書だけど、僕もご多分に漏れず、2冊セットで一気に読んだ。

 で、ついつい、2冊を比較しての感想になってしまうんだけど、個人的には、こちらの「パラダイス鎖国」に軍配を上げたい。「パラダイス鎖国」というキャッチーな名称の問題提起に始まって、地に足の着いた論旨の展開とその一貫性、押し付けがましくない自説の主張など、読んでいて、とても心地よかった。

 携帯電話業界のような「パラダイス鎖国」の弊害をもろに受けている業界を眺めていると、同じく「パラダイス鎖国」状態でのほほんとしている日本の IT業界(特に SIの分野)についても、ついつい不安になってしまう。
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by fkmn | 2008-03-19 23:55 | 読書記録
【感想】おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由
おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書 55)

 「 Life is beautiful 」の中の人、中島聡さんの著書。いわゆるブログ本。

 全3章構成で、第1章が本題の「おもてなし」について、第2章が『月刊アスキー』のコラムの再録、そして、第3章が『月刊アスキー』の対談の再録、という構成になっている。

 第1部は過去のブログエントリからの引用が多すぎて、第3部も、受け答えの内容に意外性がなくて、あまり新鮮味を感じる事が出来なかった。

 とはいえ、本書の内容については、共感する部分が多いことも確か。中島さんのブログを普段読まない人には、是非とも読んでもらいたい。逆に、普段から中島さんのブログをチェックしているような人は、読んでも得るものが少ないかもしれない。
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by fkmn | 2008-03-17 23:55 | 読書記録
【感想】アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣
Amazon.co.jp: アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣

システム開発に関わる人はみんな読めー。な一冊。

本書で一番印象に残ったのは、冒頭(目次よりも前)の次の一文。
"学ぶ価値のある知恵は全て学べ
学んだ知恵を活かして行動せよ"

ホント、この本に書いてある事は、学ぶ価値のある知恵ばかり。「アジャイル」という言葉を気にせずに、いろんな人に読んでもらいたい。


ちなみに、僕にとって「悪魔の囁き」が他人が言っている事のように思えないのは、ここだけの話。
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by fkmn | 2008-02-29 23:55 | 読書記録
【感想】ビッグバン宇宙論
ビッグバン宇宙論 (上)  ビッグバン宇宙論 (下)
Amazon.co.jp: ビッグバン宇宙論 (上): 本: サイモン・シン,青木 薫
Amazon.co.jp: ビッグバン宇宙論 (下): 本: サイモン・シン,青木 薫


 サイモン・シンの第3作。前2作に引き続いて、本書もとても読ませる内容だった。

 本書で取り扱われているのは、題名のとおり、ビッグバンとそこに至るまでの宇宙論の変遷について。第I章で、宇宙観が神話に基づいていた時代から、ギリシャ哲学者(ピタゴラスやエラトステネス)による宇宙観、天動説と地動説の対立と地動説が勝利するまでがさらりと流される。その後、相対性理論(第II章)、宇宙の膨張の発見(第III章)からビッグバンモデルと定常宇宙モデルの対立(第IV章)へと展開して、最後にビッグバンモデルの勝利(第V章)で完結する。

 感心したのは、分かりやすさ(取っ付きやすさ)の為の工夫がされているところ。例えば、各章の最後には、その章の内容が要約された「まとめ」のページがあるし、下巻の最後には用語集まである。「まとめ」は、この感想を書く場合にも便利だった(笑)。

 最新の宇宙論については、ほとんど触れられる事がないので(エピローグでインフレーション理論について触れる程度)、"マニア" な人にはちょっと物足りないかもしれない。けど、「科学」というものの性質を良く表すエピソードの数々に、僕自身には、かなり満足できる内容だった。

 これで、サイモン・シンは、数学と物理をテーマにした本を書いた事になる。ということで、今度は、化学か生物学をテーマにしたサイモン・シンの作品を読んでみたいと思うのは僕だけだろうか。本書の冒頭でも、「ビッグバン理論は、ダーウィンの自然選択説と同じように、基本的で重要かつ理解が容易だ」といった話が出てくるので、ぜひとも次は生物をテーマにした本を期待したいところ。


 最後に、おまけとして、本書の各部分に引用されている警句のうち、個人的に気に入ったものをメモっておきたい。

"物理学は宗教ではない。もし宗教だったなら、資金集めにこれほど苦労はしなかったろう。" - レオン・レーダーマン

"理論はもろくも崩れ去るが、優れた観測はけっして色あせない" - ハーロウ・シャプリー

"科学で耳にするもっとも胸躍る言葉、新発見の先触れとなるその言葉は、「ヘウレーカ!(私は発見した!)」ではなく「へんだぞ・・・」だ。" - アイザック・アシモフ
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by fkmn | 2008-01-09 23:55 | 読書記録
【感想】伝わる・揺さぶる!文章を書く
伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)
Amazon.co.jp: 伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書): 本: 山田 ズーニー


 今まで読んできた文章法の本の中で、一番「頭を使う」本だった。この本といい、「おとなの進路教室」といい、山田ズーニーさんの著作は考えさせられるものが多い。

 本書では、数ある文章の種類の中でも「実用以上、芸術未満の領域」を対象にする、としている。
生きていくための必需品のような文章。「生活機能文」とも、「コミュニケーション文」とも言えるジャンル。本書では、それを扱う。
p. 32
ただし、実際に本書で扱われている内容は、単なる文章法に留まらない。むしろ、「考え方のヒント」とした方がしっくりくるような、文章作成の根本姿勢に関わる内容になっている。

 この本を読んだあとに、多くの読者数を獲得しているブログなんかをみると、確かに、この本で書かれていたような文章になっている事に気づく。重要なのは、論点を明確にする事。それに気づかせてくれただけでも、この本を読んで正解だったと思う。

 本書に書かれている事は、是非とも肉として体に染み込ませておきたい。そのためにも、もう2、3回は読み返してみようと思う。
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by fkmn | 2007-12-27 23:55 | 読書記録
【感想】勇者のくせになまいきだ。
勇者のくせになまいきだ。
勇者のくせになまいきだ。™ (公式サイト)
Amazon.co.jp: 勇者のくせになまいきだ。: ゲーム

 久々に新鮮な気持ちで楽しめた。ダンジョンを作って侵入者を撃退するというコンセプトには前例(ダンジョンキーパー仙窟活龍大戦カオスシード、etc.)があるけれども、そこに導入された生態系の概念と執拗なネタのオンパレードが、もう楽しくて仕方がない。

 まずは生態系の部分。この手のシミュレーション的ゲームって、ついつい構築しているものが停滞しがちなんだけど、このゲームにはそれがない。ダンジョンの状況がつねに変化し続ける動的平衡の状態にあって、シミュレーションゲームにはなかなか無い緊張感を味わえる。

 それから、ネタ要素について。ネタをネタとして理解できない人には面白くないだろうが、逆に分かるとメチャクチャ面白い。個人的には、トレーニング07の「ドラゴンバスターバスター:くらえ かぶとわり!」がツボにハマって、なんだか訳の分からない涙が出てきた(笑)。このゲームがどのくらいネタまみれなのかについては、元ネタの一覧を見てもらえると分かるかと。

 ちゃんとこういう挑戦的なゲームを出して来れるあたり、PSPもまだまだ捨てたもんじゃないなと再認識。体験版も無料で配布されているので、気になる人は、こっちを先に遊んでみてもいいかも。ネット環境さえ整っていれば体験版を手に入れられるのも、PSPがDSに一歩先んじている所だと思う(DSだと、体験版の入手にはWiiが必要)。

 PSPの今後に期待を持たせてくれる一作だった(別に僕は PSP(だけ)を応援している訳じゃないけど)。
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by fkmn | 2007-12-24 23:55 | ゲーム


とあるWebアプリケーションエンジニアの日記
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