【感想】Scheme修行
タイトルから分かるとおり、「Scheme手習い」の続編。継続と代入 (let とか set) が今回の主なテーマ。「Scheme手習い」と比べると、全体的に進行がゆっくりなのは気のせいか。

継続の使用例は色々と出てくるんだけど、結局、この本に出てくる例だけだと "北極" と "方位磁針" のメタファ以上の理解は難しいかもしれない。call/cc も出てこないし。継続を自信を持って使えるようになるまでの道のりは遠い。

Daniel P. Friedman and Matthias Felleisen
オーム社
発売日:2011-06-15


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# by fkmn | 2011-06-26 23:07 | 読書記録
拡張子なしで open-junk-file したら、ディレクトリを作るようにする
Text::Xslate みたいなテンプレートシステムを試すときに、ファイルじゃなくてディレクトリが作れると便利。ということで、open-junk-file で拡張子がない (というか、ファイル名に "." が含まれない) 名前を指定すると、ディレクトリをつくるようにしてみた。

popwin.el との兼ね合いで、少し微妙なコードになっている。


(defun open-junk-file ()
"Open a new file whose filename is derived from current time.
You can write short program in it. It helps to try-and-error programs.

For example, in Emacs Lisp programming, use M-x `open-junk-file'
instead of *scratch* buffer. The junk code is SEARCHABLE."
(interactive)
(let* ((file (format-time-string open-junk-file-format (current-time)))
(dir (file-name-directory file)))
(make-directory dir t)
(let ((newfile (read-string "Junk Code (Enter extension): " file)))
(if (string-match "\\." newfile)
(funcall open-junk-file-find-file-function newfile)
(progn (make-directory newfile t)
(find-file newfile))))))


diff -u open-junk-file.el{.org,}

--- open-junk-file.el.org 2011-04-16 15:13:58.000000000 +0900
+++ open-junk-file.el 2011-04-16 15:34:50.000000000 +0900
@@ -137,7 +137,12 @@
(let* ((file (format-time-string open-junk-file-format (current-time)))
(dir (file-name-directory file)))
(make-directory dir t)
- (funcall open-junk-file-find-file-function (read-string "Junk Code (Enter extension): " file))))
+ (let ((newfile (read-string "Junk Code (Enter extension): " file)))
+ (if (string-match "\\." newfile)
+ (funcall open-junk-file-find-file-function newfile)
+ (progn (make-directory newfile t)
+ (find-file newfile))))))
+

;;;; Bug report
(defvar open-junk-file-maintainer-mail-address



参考:
使い捨てコード用のファイルを開く - (rubikitch loves (Emacs Ruby CUI Books))
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# by fkmn | 2011-04-16 17:03 | IT
【感想】「教える技術」の鍛え方
最近、新卒社員のメンターを任されることが多くなってきたので、読んでみた。

元ネタになっているのは著者の教師としての経験で、メンタリングに活かしていくには、自分の中で一手間加えないといけないような内容。
別に悪い本ではないが、自分の今のニーズとは少しずれていたかな。

以下、読書メモ。

1 少数の人を教えるときの心構え
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

1.1 学ぶ側に過大な期待をしないこと
===================================

1.2 教える側は絶対になめられてはいけない存在である
===================================================
- 最初にレベルの違いを分からせる
- 面倒見の良さを示す
- 初めのうちにしっかり叱る
- 自分が間違ったときは素直に認める

1.3 モティベーションを持たせる
===============================
- 「伸び」を実感させる
+ 「伸び」を実感できる機会を作る
+ 学ぶ前の記録を残しておく
+ 具体的にほめる

- プライドを傷つけずに叱る
+ 潜在能力を否定しない
+ 具体的な事柄について叱る
+ 感情的に叱らない
+ 他人と比べて叱らない
+ 逃げ道を用意してやる
+ 自分で考えるように突き放す

1.4 相手のタイプに応じた説明をする
===================================
- 理屈人間
- 実践人間

1.5 相手が興味を覚えてくれるようなおもしろさは必要
===================================================
- 得になることを強調する
- できないと大変になることを強調する
- 裏技であることを強調する
- 目からうろこ体験をさせて驚かせる
- 自分の個人的な体験を交える

1.6 わかりやすい説明をこころがける
===================================
- 全てを一度に教えようとしない
- できるだけ単純化して教える
- 抽象と具体を使い分ける
- 必要不可欠な「なぜ」を説明する

1.7 相手の学ぶ気持ちを高める
=============================
- 自分で発見するように導く
- 実践させながらわからせる


2 多数の人を教えるときの心構え
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2.1 クラスをコントロールする
=============================
- 私語は許さない
- 線引きを決める

2.2 みんなに好かれようとしない
===============================

2.3 照準とするレベルを決める (他を切り捨てることも厭わない)
============================================================

2.4 学ぶ側に熱く訴えかける
===========================



「教える技術」の鍛え方―人も自分も成長できる
(Amazon) (楽天ブックス)
樋口 裕一
筑摩書房
発売日:2009-04


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# by fkmn | 2011-02-24 23:55 | 読書記録
【感想】Scheme手習い
再帰から lambda、Yコンビネータ、そしてインタプリタの実装まで一気にかけ抜ける入門書。SICP をもう少し軽くしたような雰囲気とも言えると思う。読者へのガイドラインにあるとおり、2回以下では消化しきれない内容。

ページが左右に分かれていて、対話形式で話が進んでいくのもユニークなところ。


Daniel P. Friedman,Matthias Felleisen
オーム社
発売日:2010-10-22


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# by fkmn | 2011-02-20 16:03 | 読書記録
【感想】ピープルウェア
ソフトウェア開発の社会学的な側面に注目した本。
チーム構築についての部分が、ちょうど今の自分の身の丈にあっていて楽しく読むことができた。

オフィス環境の整備についての話も賛成できるんだけど、もう少し偉くならないと、
もしくは環境整備系の部署に行かないとなかなか実現できないよなぁ、と。
個人的にできそうなことは、そういう人たちに継続的に呼びかけていくぐらいか。


以下、読書メモ。

1 パーキンソンの法則 p29
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
"与えられた仕事をするのに、時間はいくらあっても余ることはない"

"パーキンソンの法則は、実際の作業者には当てはまらない" p30

絶望的に厳しい見積もりは、プログラマのやる気を削いでしまう p33

1.1 目標値設定者による生産性の違い
===================================
一番高い生産性を示すのは、目標なしの場合 (表5.3) p34

2 これこそ管理だ p41
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
関係者の役割は、人を働かせることではなく、人を働く気にさせることである。


3 プログラマの個人差 p56
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
誰とチームを組んでいるか、が意外な要因
同一企業の二人にはバラツキはない
=> 企業間でバラツキがある


4 ホーソン効果 p156
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
人は新しいことをやろうとした時、よりよくやろうとする。

5 結束チームの概念 p161
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
個人の力を足したものよりも大きな力を発揮できるのが結束したチーム
結束したチームのは目標がある
会社の目標を末端の人間にそのまま情熱を持って受け入れさせることはできない

チーム編成の目的は、目標の達成ではなく、目標に向かって一体になることである。

6 チーム殺し 7つの秘訣 p172
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
- 事故防衛的な管理
- 官僚主義
- 作業場所の分散
- 時間の分断
- 品質低減製品
- サバを読んだ納期
- チーム解体の方針

7 続、チーム殺し p228
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
- 動機づけのためのアクセサリー
- 残業の予期しない副作用


8 スパゲティディナーの効果 p183
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
チームに小さな機会を与えることで、チームが結束し、チーム全体が成功するくせをつける

9 小さな混乱の建設的な再導入 p206
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



ピープルウエア 第2版 - ヤル気こそプロジェクト成功の鍵
(Amazon) (楽天ブックス)
トム・デマルコ,ティモシー・リスター
日経BP社
発売日:2001-11-26


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# by fkmn | 2011-02-05 10:46 | 読書記録


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